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2016年４月1日 ご挨拶 中国留日同学会 会長 江 岩
このたび、同学会理事会において新会長に選任されました江 岩と申します。陳建君会長の後任として平成28年4月から第八期の会長を務めさせていただくことになりました。就任に際し、まず陳会長のこの4年間のご尽力に心より感謝を申し上げます。皆様のご信頼ご支援に感謝いたすとともに、歴代の会長が築かれた伝統と歴史を思いますと、責任の重さに身が引き締まります。引き続き、理事・会員の皆様のより一層のご支援を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
同学会は日中の学術交流に基づく公益団体であります。 メンバーの70％以上は博士号または修士の学位を持っています。 社会貢献活動や日中友好を促進する主旨で、1995年6月に成立されました。お蔭様で昨年１１月1日、京都大学100周年時計台記念館にて、中国留日同学会創立20周年記念式典と第15回優秀論文賞授賞式を無事に開催することができました。多くの団体と方々に多大なるご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。創立以来、中国と日本の社会の発展のため、様々な形で各分野において活躍され中核となられている方々との交流や友好を推進しております。これからは従来活動を継承しながらも、会員はもちろん企業・社会が関心をよせります。種々様々の活動にも取り組んで同学会の求心力と魅力を高めたいと考えています。在日中国留学生ならびに既に帰国された会員の皆様が、中日の架け橋や絆となり、日本の各業界の人々や友好団体と互いに交流ができる場を提供してまいります。
今後2年間の具体活動案としては下記の通り申し上げます。
1. 優秀な中国留学生・日本留学経験者、とりわけ若い世代を積極的に取り込んでまいります。多様な形やルート、学術交流の強化や様々な講演活動などを通じて、留学生・日本留学経験者の交流と友好を推進します。 2.中国留学生・日本留学経験者の意見と要望を反映させ、会員の合法的な権益を守り、皆様が高い関心をよせる子供の教育・進学、投資、起業などをテーマに経験交流会や成功事例セミナーを積極的に企画し、開催します。
３．優秀な人材が求められるプラットフォームとして位置づけ、日本拠点として中国国内政府機関、企業へ人材を積極的に推薦します。国と地方経済の発展及び日本との経済交流を促すために、懸命に知力を尽くします。
４．同学会創立20周年記念式典の成功経験をきっかけに、よりたくさんの留日学生が積極的に留学成果報告、優秀論文募集活動に参加し、第1６回優秀論文賞授賞式が成功に開催されるように努力いたします、中日友好のためにしかるべき貢献を果たしていきたいと思っております。
引き続き、祖国と心を繋ぎ、奮闘・奉献の精神を発揚し、同学会が中日両国人民の間におけるコミュニケーションの架け橋と交流の場としてご活用頂ければ幸いでございます。“路漫漫其修遠兮、吾将上下而求索”。
最後になりますが、この場をお借りしてご支援くださった皆様に心より感謝申し上げます。
今後とも一層のご指導ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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